ミラノのイルミネーション | オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ

ミラノのイルミネーション

ミラノ市からの、クリスマスのイルミネーションはリバティ様式で華やかに飾られる、という記事を読んだ時には、修復の為にもう6年も覆われていたドゥオモのファサード(正面)も、その囲いがいよいよすべて外されて、それは見事なものなのだろうと楽しみにしていた。

それがこの世界的な不況を受けてか、なんだか寂しい印象を持ったのは、どうやらボクだけではなさそうで、それでもよくよく見てみると、一生懸命やったであろう片鱗は見えてくる。

オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ-ミラノのイルミネーション

出くわすと皆、笑顔になるのがコレ。
アンティーク・スタイルのトラム(市電)が電飾で飾られて、街中をぐるぐると回っているから、見かけた人も多いはず。

ちゃんとしたカメラで撮ってやろうと身構えていると、まったく出会わずに振られてしまうのは、いつものパターンなのだけれど。

オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ-ミラノのイルミネーション

意見が分かれるスフォルチェスコ城のこちらは写真だとわからないが、いろいろなパターンで変化していくもの。
ボクは悪くないと思っている。


クリックすると動画が見れます。
(音は出ないよ)




一番楽しみにしていたドゥオモ広場やヴィットリオ・エマヌエレ II 世通りが、いつものツリーがたっているだけだったりとシンプルなのが、なんだか寂しい印象を残してしまったけれど、街中の通りもけっこう頑張っていて、言われてみれば、一点豪華主義じゃなくて、街全体を飾ったのかなぁ、と。

オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ-ミラノのイルミネーション

この時期、車やトラムの中から通りのルミナリオを見るのも、ときどき広場に出ると、あっと驚かされるのもなかなか楽しいもの。

視点を変えて、ナターレ(クリスマス)が開ける、新年6日のエピファニーア(公現祭: キリスト様の誕生を祝って東方の3博士がお祝いを持ってたどり着いた日)までは、しっかり楽しむことにしよう。


早くも2008年も大晦日。
イタリアでの滞在も気づけば10年を超え、自分にとっての転機も訪れたよう。
1年がこれほど短く感じるのは、ありがたいことだと思うことにしようと思う。

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