LNZの結婚、フォトグラファーを撮る手は震える!? | オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ

LNZの結婚、フォトグラファーを撮る手は震える!?

心配するなって、思い出に残ればいいんだから。

そういってくれるのはありがたいのだが、プロのフォトグラファーとして活躍している彼の、その作品がなかなか素敵で見せてもらうのが楽しみな彼の、結婚式の写真を撮ってくれと言われたとなると、嬉しくも思うけれど、なかなか素直に喜んでいられないのも本当である。

結局別のフォトグラファーの友人がメインに入るのを聞いて、普通にカメラを持って出席、というあたりで落ち着いたのであるが…
(その割に外付けフラッシュをつけてガンガン撮っちゃったけどにひひ


イタリアで結婚式
友人マサキのお祝いメッセージにはこんな似顔絵が。
新郎そっくり!


この友人、誕生日が同じというだけでも珍しいと思うが、年まで同じ、というのがきっかけで仲良くなったのが始まり。
それほど頻繁に会う方ではないわりに、結構気が合う、というか、バイオリズムというのは本当に好みにも影響するんだなぁ、と感心するほど嗜好が似ている、という方が合っているかもしれない。

先日も、1週間後には奥さんになる彼女の誕生日を祝った席でのこと。
本当はショートケーキにしたかったのだけど、彼が生クリームを好まないこと、そしてチョコレートケーキに生クリームをのせるのはOK、でもジェラート屋にあるセミ・フレッド(冷やした生クリーム状のもの)は絶対ダメ!
書くときりがないのでこの辺にしておくが、あれっ、俺もだよ!と思うような、細かいところが一致していて驚くのである。


イタリアで結婚式


さて、話は戻って結婚式当日。
クリスチャンでなかったり、教会での式を好まない場合は、市役所での式になるのが一般的だが、市役所と聞くと想像できない素敵な一室であることが多い。

今回もそれに違わず、ヴェネツィア風モザイクの床、フレスコ画が描かれた高い天井など、なかなかの雰囲気である。
そこにイタリア国旗を模したたすきをかけた役所の方が、教会でいう神父の役目をするのだが、この日はちょっぴり様子が違う…。



どうやら新郎とは知り合いのようで、ピアスまで開いているし、いわばちょっとファンキーな雰囲気
市役所に知り合いがいたのかぁ、そういえばどこかでみたことがあるような気がするのは、きっと彼らの家とかどこかで食事をしたときに1回くらい話したことがあるのかもしれないなぁ。

何気なしに新婦に聞いてみると、気がつかない?と笑われた。
見たことがある気がしたのもそのハズ、新郎がよく仕事で撮っていて、ビデオ・クリップも手がけたバンドのヴォーカルだったのだから。

まぁ、目の前を松嶋菜々子が歩こうが、中田英寿がお茶してようが、スティングが歩いていようが、気づく可能性はかなり低いボクのことである。
(これらすべて友人が遭遇した方々。ボクも会いたかったです。)
居ると思っていないから注意が向かないのもあるけど、歩いているとき目的にまっしぐらなので、結構友達の前を素通りしちゃうこともある。ごめんなさい。

その夜、本人にも、イタリアの政治家の顔なんて全然知らないのに、この市長さんの顔はよく知ってるなぁと思ったんだよ、なんて言って笑ったのだが、ついでに一緒に写真を撮ってほしいとお願いしたら(それも新郎に。いつか撮ってほしいと思っていたから念願かなったよLNZ!)ここで撮ろうと彼が場所を選んで、なかなかかっこいい仕上がりに。
ボクじゃないみたいだよ。(笑)





この日は機材の問題があるから(フィラッシュやレンズを夜には持っていかなかった)、ちゃんと撮ったらもっとすごいだろう。
撮る方も撮られる方も、プロらしい一面が垣間見えた興味深い一瞬である。


大事な撮影に外付けフラッシュを使用して、まずまず使いこなせたかなと自分では思う程度に色味は納得ができたから、今度は光が当たる方向や陰のつき方をもっと修行しなくちゃいけない課題ができた。
いくつかの問題点はこれから新郎に習おうと思っているので、どうぞよろしく!!

仲の良い友人たちが中心に集まった、暖かく居心地のいい時間で、証人をするのに結婚する当人たちよりアガリまくって、翌日どっと疲れていた友人も、日本から前日到着したばかりで、デザートを食べる頃には眠気も限界だった新婦のご家族も、とてもいい笑顔で帰路につきました。

心からおめでとう。
また、いろんな共通点が見つかるのも楽しみにしているよ。


イタリアで結婚式
ブレてるけど一番気に入った一枚。
指輪交換で別の手にはめかけた新婦の照れ笑いなんです。
二人がとてもリラックスしていたのが印象的でした。





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2ヶ月も更新しないで失礼!
でもその分、もうちょっとしたらエントランスのデザインをした和食レストランがローマにオープンします。
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